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1 校訂規則
ゲスト

IWAO 2005-7-7 16:55:39  [返信] [編集]

校訂規則を確定するということで皆様に伺いたいのですが、実際にテキストを作成する際に出てきた疑問点を挙げて下さいませんか?小さな問題は大歓迎です。それを元にたたき台を作ることにします。
2 Re: 校訂規則
ゲスト

石川 2005-7-11 12:32:42  [返信] [編集]

従来ありませんでしたが、注記ができた方が色々と便利だと思いますので、検討下さればと思います。
3 Re: 校訂規則
ゲスト

IWAO 2005-7-11 23:14:27  [返信] [編集]

注記ですか。
ちょっと考えてみますね。
4 Re: 校訂規則
ゲスト

IWAO 2005-7-13 4:00:46  [返信] [編集]

細かいことを伺いたいのですが、
占い文書などである○は、みなさんどの様に表記されています?
それから、ダブルツェックは表記する必要があるかないか。
5 Re: 校訂規則
ゲスト

IWAO 2005-7-13 4:08:11  [返信] [編集]

あ、占い文書の○については、石川さんがそれについて書き込みされていました。数字で表しているのですね。この方法、確かに占い文書には通用するようにもしますが、他の文書でも赤丸を使って区切りを示す場合があるのです。その場合はあまり上手く機能しないようにも思えます。
6 Re: 校訂規則
ゲスト

石川 2005-7-13 12:53:25  [返信] [編集]

従来の方針ですと、ダブルツェックとツェックを区別せず、また段落記号以外の図や記号は無視でした。
ただ占いの○はさいの目を表す重要なものなので、数字で記入ということになったんです。
もしさいの目以外に特記すべき重要な記号があるようでしたら、そういうことにも注記が活用できるのではないかと思います。
7 Re: 校訂規則
ゲスト

IWAO 2005-7-15 7:51:21  [返信] [編集]

なるほど、基本的に無視ということでしたね。
しかし例えばP.t.1283、シェーの間に時折赤丸が入っていますが、どうやら大段落がはじまることを意味するようにも見えます。そのような例を考えて今までの原則にあわせるとすると「(red circle)」とするという感じでしょうか。

文を開始する時の記号(呼び方を忘れました)は、皆さんの翻字を見ている限り「$」か「#」かまたは無視ですね。これは既に統一するという意見が出ていたのでしたっけ?
8 Re: 校訂規則
ゲスト

石川 2005-7-15 12:52:16  [返信] [編集]

段落の記号を使い出したのは、昨年ぐらいからだと思います。
統一されてないかもしれません。
星さん、どうだったか記録はありませんか?
9 Re: 校訂規則
ゲスト

西田アイ 2005-7-22 20:59:13  [返信] [編集]

占い関係のことも議題に上っていながら書き込みが遅くてすみません。
占い文書についていえば朱書きかどうかを記そうと思うと、ニシェーの内の一本だけが朱書きだったり、賽の目を表す二重丸の内側だけが朱だったり(二重と一重の区別も今のところできていませんが)と、表記の仕方が難しいものがあります。また複数の行にわたって朱書きの場合は始まりと終わりも明確にする必要がありますよね。ということで10月の会議の際に、注記という形でまとめて記してはどうか、という話が持ち上がっていたように思います。
朱書きに明らかな意図が感じられるものや、随時記しても混乱を招かないような場合は本文中に記しておいて、まとめて注記した方が良さそうな場合は後に補足するということでどうでしょうか?
10 Re: 校訂規則
ゲスト

IWAO 2005-7-22 22:51:09  [返信] [編集]

提案ありがとうございます。
OTDOに挙げられているテキストをざっとみています。わかってきたのは、段落の区切りを示す記号も○に限らず様々なものが使われていること、全ての記号をテキスト上で明示するのは難しそうなこと、の2つです。
どうも、あまり細かく本文中に記すと却って混乱しそうで、ある程度は無視したほうが良さそうな気もしてきました、、、。

なお、注記に関しては書誌情報のNoteを活用することを考えています。

11 複数の読みがある場合の校訂の仕方について
hoshi
管理人

hoshi 2005-8-8 10:48:03  [返信] [編集]

岩尾さん、校訂記号の案をありがとうございます。

ちょうど西田さんからご連絡があったこともあって、西田さんと石川さんによるIOLTib_0740を見ていましたが、一部、検討すべき点があることがわかりました。

複数の読みがある場合について、例えばkhadかkhangかいずれかはっきりしない場合、岩尾さんのご提案では、kha[d|ng]という簡略表記の案が出ていますが、740の場合、[khad | khang]という表記になっています。具体的には23行目の [brId | prId] などがそれにあたります。これは岩尾案にしたがえば[b|p]rIdと書き換えることが可能になります。740には他にもこれに類するものが多数ありました。

どちらにするか決めなければならないところですので、みなさまのお考えをお聞かせください。

12 Re: 複数の読みがある場合の校訂の仕方について
ゲスト

石川 2005-8-8 12:52:20  [返信] [編集]

岩尾さんの案で統一した場合、例えばkha[d|ng]として、khadでもkhangでも検索して引っかかるようになってるんでしたら、より判読不明箇所が限定されている同案の方がよいと思います。
ただ検索がそのようにできないのでしたら、我々の方式にして検索に便宜を図るべきと思います。
13 Re: 複数の読みがある場合の校訂の仕方について
hoshi
管理人

hoshi 2005-8-8 14:33:29  [返信] [編集]

石川さん、コメントありがとうございます。

kha[d|ng]という書き方はスマートではありますが、検索CGIでは工夫が必要ということのようです。[khad | khang]はベタベタな表記法ですが、音節単位で検索するときにはかならず検出されるので楽です。前者の表記法にした場合、検索CGIにどの程度工夫しなければならないのかはまだ分からないのですが、CGIを作ってくれているちばさんにも検討をお願いしています。

現在、校訂テキストの中で[a | b]がどれだけ使われているのか調べて見たところ、今のところIOL Tib 733, IOL Tib 740, Pt 1072, Pt 1084の4つだけのようです。一つのテキストの中でも表記がかなり揺れているようです。|の前後にスペースを入れるか入れないか、とか、そういった問題もあわせて考える必要があるようです。

引き続きご意見お待ちしています。

14 段落記号
hoshi
管理人

hoshi 2005-8-8 15:22:43  [返信] [編集]

岩尾さん、石川さん、レスが遅くなってすみません。

段落記号については調べてみたところ、2003年の会合で$とする、と決めたようです。それでその後から#と$が混在するようになっていったのだと思われます。choix III, IVでは#が使われていたので、それと$が混在しているということですね。

#は###という形で空白の明示に使うことになっているので$を使うのがふさわしいと思います。
15 校訂記号案
ゲスト

石川 2005-8-10 14:41:06  [返信] [編集]

岩尾さん、私のところにも校訂記号案届きました。
どうもです。
それで目を通しましたが、先のkha[d|ng]も検索において危惧されるところですが、kha[s]など、音節内に[や<などの記号が挿入されたものも検索上不都合がないか危惧されます。
確か特殊な検索プログラムをCD-ROMに入れるということは今回しないということでしたので、もし無理そうでしたら、一音節ごとに[]でくくる旧来のやり方に戻したほうがよいかもしれないと思いました。
システム関係に強い星様、はじめ皆様よろしくご検討下さい。
16 Re: 校訂記号案
ゲスト

IWAO 2005-8-11 0:26:48  [返信] [編集]

[khas]とすると、全ての字が見えないという意味に誤解されてしまいます。やはりkha[s]と[khas]は区別すべきだと思います。

ご指摘の通りKWIC作成の際には考慮すべきですね。
17 Re: 校訂記号案
ゲスト

石川 2005-8-11 14:19:24  [返信] [編集]

普通の検索でも大小文字は区別しないので問題ないとは思いますが、一応指摘しますと、iとI、mとMの区別を我々は校訂テキストで表現しておりますが、大小文字のいずれを入力しても、両方区別なく検索ヒットするのが望ましいということを付記しておきます。
18 kha[s], kha[d|s]等の表記法新提案
hoshi
管理人

hoshi 2005-8-12 14:13:37  [返信] [編集]

引用:

IWAOさんは書きました:
[khas]とすると、全ての字が見えないという意味に誤解されてしまいます。やはりkha[s]と[khas]は区別すべきだと思います。


そうですね。おっしゃる通りだと思います。いろいろ難しい問題を含む話なので、今日、ちばさんと会って話し合いました。いろいろ話しているうちに、チベット文字で書かれたチベット語は、文字単位で細かくとらえるよりも、音節単位でとらえたほうがよりよいのではないかという結論になりました。そのメリットとしては、次の点が考えられます。

1) CD-ROM出版をしたときに、誰でも簡単に検索できる
2) チベット文字にそのまま置き換えることができる
3) 検索CGIも複雑な処理をせずに済む

そこで、岩尾さんの提案してくださった校訂記号(案)8/1版の、特に上から三つの表記法について、音節単位でとらえた場合の表記法を考えてみました。基本的には khas [scr. khsa] という表記法の応用で、aaa [xxx. bbb]という式で該当音節の直後に注釈をつけるというものです。

文字単位の表記法→音節単位の表記法
kha[s] --> khas [x. -s](x.は校訂者による追加であることを示す略語)
kha[s?] --> khas [x. -s?]
kha[d|ng] --> khad [y. khang](y.は別の読みの可能性があることを示す略語)

x.やy.の部分やその後の部分の書き方は、何かふさわしいものをみんなで考える必要がありますが、今後新たなものが出てきても拡張していくことが可能で、柔軟に対応できると思います。

他の校訂記号については、岩尾さんご提案の表記法で基本的に問題ないと思いますので、今回は、kha[s], kha[d|ng], kha[s?]といったタイプの表記法に絞って検討するとよいと思います。

皆様からのご意見お待ちしております。
19 Re: kha[s], kha[d|s]等の表記法新提案
ゲスト

石川 2005-8-13 9:16:05  [返信] [編集]

星さん、千葉さん、どうもお世話さまです。
上述のようにすれば検索の問題も解決されたと思いますので、上に賛成致します。
20 Re: kha[s], kha[d|s]等の表記法新提案
ゲスト

IWAO 2005-8-19 13:06:46  [返信] [編集]

御提案ありがとうございます。
で、ちょっと考えてみました。

星・千葉方式を採用すると、確かに検索の問題は解決されます。ただ、星・千葉方式は直感的には分りにくいようです。テキストは印刷物としても出るわけですから、やはり「見て分る」ことが前提だと思います。

また、校訂記号について今から大規模な改変は望ましくないように感じます。
21 Re: kha[s], kha[d|s]等の表記法新提案
ゲスト

IWAO 2005-8-19 13:21:49  [返信] [編集]

武内先生からの伝言です。

1.khas [scr. khsa]はkhas (scr. khsa)とすべき。何故なら
  [ ]はテキストの一部として
  ( )は注釈として
扱う、という区別があるから。だから、KWICを作るときは[ ]の中身は検索対象として扱うが、( )は検索対象からは外す。

ということでした。

2.[...]は[ . . . ]の方がベター。→見栄えの問題。
3.アチェン+yaはどのように表すか?例えば「^ya」か。→今後の課題。

1の問題は、KWIC作成の際の問題と直結します。つまり、武内先生はKWICのプログラム作成者に次のようにお願いしたそうです。

 ・[ ]の中身はテキストとして検索対象にするが、「[」「]」の 記号自体は検索対象から外す。
 ・( )は中身・「(」「)」の記号ともに検索対象から外す。

ただし、上記のようにしたとしても、kha[d|ng]の問題は残りますね。
22 Re: kha[s], kha[d|s]等の表記法新提案
kuroko
番頭

ちば 2005-8-19 17:18:49  [返信] [編集]

> テキストは印刷物としても出るわけですから、やはり「見て分る」ことが前提だと思います。

今回はデータCDも付けるということですが,そうすると「見て分かる」だけではなく,CGIの使えない環境でも検索できることが望ましいと思います。エディタによっては一括検索やKWIC検索のようなものも可能なので,そういうニーズはあるでしょう。というか検索ができないテキストファイルは利用価値が半減してしまうのではないでしょうか。

また直感的に分かりにくいという点は,作業上の慣れも関係していると思われるので,ユーザにとってはさほど大きな差ではないような気がします。むしろ kha[d|ng] よりは khad (alt. khang) のほうが視認性が高いのではないでしょうか。[x|y] が真ん中にある場合はなおさらそんな気がします。

> また、校訂記号について今から大規模な改変は望ましくないように感じます。

該当箇所は検索すれば分かるので,手間はかかるでしょうが機械的な作業で移行が出来ます。ですからより良いものを作るという観点で結論を出すのがいいように思います。もちろん kha[d] kha[d|ng] のほうが優れているのならば,KWIC検索等のプログラムはそれに合わせて作ればよいということです。
23 Re: kha[s], kha[d|s]等の表記法新提案
ゲスト

西田アイ 2005-8-20 0:01:49  [返信] [編集]

kha[d|ng]の表記方法についてですが、
 kha[d|ng] --> khad [y. khang](y.は別の読みの可能性があることを示す略語)
にすると、「d」又は「ng」が読み取れない箇所であるということがわかりにくいように思います。もともと[ ]は、「補足・不明瞭なもの」であることを示す記号であるので、上の場合[y. khang]の部分だけが、そのように見えないでしょうか。
さらにkhadの方がkhangよりも、読み方の決定上優位にあるようにも見えないでしょうか。
これと少し似ているもので
 [a(/b)] Ambiguous readings
という記号に関して、これだと「a」の方が「b」よりも確実性が高いようにみえるので、どちらかわからない場合は
 [a | b]
を使うようすることになったと思います。
それから「|」記号の前後のスペースはあった方がいいのではないかと思います。ない場合「l」や「I」と並んだときに見にくくないでしょうか。(これは、仕上がりのフォントにもよるのかもしれませんが)
ただ、検索にヒットすることを第一に考えれば、あまり気にすることではないかもしれないですね。
24 (red ink) について
ゲスト

西田アイ 2005-8-20 0:04:11  [返信] [編集]

占い文書のサイコロの目に当たる部分や、しぇーなどの記号については (red ink) の表記はしなくても良いのでしょうか。
25 校訂記号案作成の理由
ゲスト

石川 2005-8-20 8:40:31  [返信] [編集]

会議に参加されてない方には何故校訂記号を改定することになったのか、よく理由がわからないと思われる印象を持ちましたので、経緯をご説明致します。
まず最初はChoix 3以来の音節検索用の記号が用いられておりました。
ただそれですと、細部で色々不正確な点がでますので、武内方式を採用しようということになりました。
しかし、この段にきまして、同方式はペーパーブック向けであり、必ずしもオンライン向けではないから、通常の検索システムでの便にかなった電子ブックやオンライン向けの校訂記号を作ろうということになったのです。

みなさんの議論を見てきましたが、[]や[|]は音節単位で使うと検索に都合がよいが、音節内のどの文字が読めないかまで考えますと色々誤解も招きやすいと認識致しました。
そこで私としましては[]や[|]は音節単位でしか使わないということにしまして、音節内に読めない文字があるということを示す程度のものにし、どの文字が読めないかについては、フランス国立図書館や大英図書館のイメージを参照というふうすればよいかと思います。
我々の校訂テキストと両図書館のオンラインイメージをリンクする計画も実現へ向かっていると昨日今枝先生から封書が届きました。

なおさいの目の色については、先に岩尾さんがお書きのように、カタログ部のNOTEの項を活用してはと思います。
某行のさいの目が朱ということぐらいはそれで示せると思います。

私の説明に誤りなどございましたらば、会議に出席なさった方、ご訂正下さい。
26 Re: kha[s], kha[d|s]等の表記法新提案
hoshi
管理人

星 2005-8-20 11:30:31  [返信] [編集]

西田さん、皆さん、
どちらにも読める(ambiguous reading)のケースについて、武内先生の方式では[a(/b)]という方法がとられていましたが、前回の検討の際に、全て[a | b]に改めようということになりました。aとbに優先順位がつけられる場合も、どちらか全く分からない場合もいずれについても[a | b]にしようという結論になりました。ですから、現状では[a(/b)]というのは認めていないことになっています。

ただ、岩尾さん経由で武内先生のお考えを聞かせていただいて、いろいろ考えたところ、[a(/b)]というのはもともとaを優先的な読みとして提示し(すなわち検索対象)、もう一つの読みとして考えられるものを()内に示す(すなわち検索対象外)、ということなのだな、と理解しました。とすると、a (scr. b)という表記法に合わせて、例えば、a (alt. b)のように表記するという手もあるのではないか(alt.はalternative readingといったような意味で仮の案です)、と考えた次第です。

aなのかbなのか全く分からない、お手上げ、という場合にこの表記法を充てるのも、定義次第なので問題はないと思います。検索の際は、()内は一律検索対象外という考え方をせずに、(alt. xxx)という場合は検索対象とする、という特別扱いも可能だと思います。
27 Re: kha[s], kha[d|s]等の表記法新提案
ゲスト

IWAO 2005-8-21 16:04:56  [返信] [編集]

ちばさま

ご意見ありがとうございます。
校訂記号の問題、確かに校訂者側、ユーザ側の「慣れ」もあるかとは思います。

ただ、kha[s]方式(というのでしょうか?)が、時々に改変を施しながらも、古チベット語研究とともに存在し続けてきたのも事実です。そしてこのテキストを使う側、つまり研究者側にとっては、少しでも馴染みのある校訂方式の方がベターではないかと思うのです。「慣れ」や「直感的な分りやすさ」というのはそういうことです。

ですから今回のOTDOでも、(scr. xxx)の導入など事情に合わせて独自の改変を施しつつも、大本の部分は残しておきたい、というのが私の考えです。

kha[d|ng]に限っては、現時点ではまだ定見はありません。この記号は今回のプロジェクトにあわせて導入したものですし、改変の余地はあるかと思います。
28 Re: kha[s], kha[d|s]等の表記法新提案
ゲスト

西田アイ 2005-8-21 20:40:15  [返信] [編集]

星先生のご提案のように、(scr.xxx)に合わせて
 武内式 [a(/b)] → 現在 [a|b] → a (alt. b)
とするのであれば、
 kha[d|s] → kha[d](alt.kha[s])
というふうにして、()内も検索対象とするというのはどうでしょうか。
 
29 Re: kha[s], kha[d|s]等の表記法新提案
hoshi
管理人

星 2005-8-21 23:28:15  [返信] [編集]

西田さん

私の考えでは、khad (alt. khas)(ないしその逆)と書くべきで、この場合は[]は必要ないのではないかと思うのですが。というのは、この場合校訂者は、後置字はdかsのいずれかと解釈できるが、どちらかは確定しがたいので、両方の読みを提示しておきたい、と考えているので、[d]とか[s]とは書かなくても良いのではないかということなのですが、いかがでしょう。

(alt. khas)も検索対象とする、というのはたぶんそのほうがいいでしょうね。
30 複雑な事例についてご相談
hoshi
管理人

星 2005-8-21 23:43:14  [返信] [編集]

Pt_1040の手直しをしていて、困った例に遭遇しました。今の話題に関連することなので、ここでみなさんに一つの事例としてご相談したいと思います。場所はここ↓です。
Pt_1040_0083

もともとchoix IVでは、bmangso *bmangs *soとなっていた箇所ですが、今枝先生から、ここはbtsangs soと読むべきではないか、だから、

[btsangs so | bmangs so] (scr. btsangso | bmangso)

と書いておいてほしい、というメモをいただきました。
私の考えでは、(scr. xxx)の記述法を使えば、

btsangs so (scr. bmangso)

と書くのがシンプルかなと思ったのですが、もう一つ、今検討されている、[|]タイプを使うとすると、

b[ts|m]ang so (scr. b[ts|m]angso)

と書く案も出てくるのではないかと思います。

この場合、tsaなのかmaなのか分からないということを正直に書いているという点で正確といえば正確な書き方ですが、読みを放棄しているとも言えるような気もします。私の案のようなのは大胆すぎるかもしれませんが...

加えて、tsaかmaか分からないという点、-ngsoを-ngs soとするという点の両方に校訂記号を使わなければならないので煩雑さが増しているところも、ちょっと心配です。

みなさんのお考えをお聞かせいただければ幸いです。よろしくお願いします。
31 Re: kha[s], kha[d|s]等の表記法新提案
ゲスト

西田アイ 2005-8-22 14:29:39  [返信] [編集]

星先生

 kha[s](kha[d])についてですが
「校訂者が補った場合」 → kha[s | d]と、
「どちらにも読める」  → [khas | khad]
 という2つのパターンを記号でも識別した方がいいと思い、[]   をつけました。岩尾さんから頂いた校訂記号リストの上から3つは同じ性質なのに、2つ目だけ[]をなくすというのは統一性に欠けるような気がします。ただ、回りくどい書き方になりますし、結果として読み方の可能性が2つあるという点では差異はないのかもしれないですね。
32 Re: kha[s], kha[d|s]等の表記法新提案
hoshi
管理人

星 2005-8-23 8:30:27  [返信] [編集]

西田さん、
>「校訂者が補った場合」 → kha[s | d]と、
>「どちらにも読める」  → [khas | khad]
これは別のものではなく、いずれの場合もkhaは見えるけれども後置字がsなのかdなのかがはっきりしない、あるいは見えないけれども補った、という意味です。現状では、例えば西田さんや石川さんが下の表記法で校訂していて、岩尾さんから来た提案が上の表記法を提案しています。この対案として私が出したのは、khas (alt. khad)というものです。いずれにするか、まだ決まっていないものですが、基本的には同じことを示そうとしています。

元の文書で文字列が明瞭に判別できるかできないかということを示すのに、最小の文字パーツ単位で示す方法と、ツェクで囲まれた音節単位で示す方法のいずれがよいか、という今後の大きな方針に関わってくる話になりますね。

重要な問題を掲示板で議論するのもなかなか困難ですが、もう少しみんなでさまざまなメリット、デメリットを視野に入れて検討しましょう。よろしくお願いします。
33 Re: kha[s], kha[d|s]等の表記法新提案
ゲスト

西田アイ 2005-8-23 9:49:00  [返信] [編集]

星先生

 ご指摘有り難うございます。私の思い違いのようです。
 「校訂者が補った場合」というのが文書の端にあって見えない  、切れている文字などを補ったことを示す特別なものだと思って    いました。(テキスト自体に少し問題があるという場合)本来その区別はなかったのですね。確かに私の作ったテキストでは、[khas | khad]しか登場しません。大変お手間をおかけしてすみませんでした。
34 [ ]、[ | ]などの仕切り直し
hoshi
管理人

星 2005-8-23 18:46:12  [返信] [編集]

西田さん、みなさん

今日、岩尾さんに急遽東京に出てきていただいて、打ち合わせをしました。これまでいろいろ思い違いがあって混乱していたことがよく分かりました。多少整理できた点がありますので、関係することだけとりあえず書いておきたいと思います。(今日まとまった話は岩尾さんが再度整理してご報告くださる予定です。)

西田さんの投稿の件ですが、まず、[ ]で囲まれている部分はかすれたりなどして欠損して見えない部分を校訂者が補ったものという点で合意しておく必要があります。

私は先の投稿でkha[s|d]と[khas|khad]は同じだと書きましたが、上の合意が得られた時点でこれは同じとは言えなくなります。この点私が誤解をしていました。混乱させてしまって申し訳ありません。

kha[s|d]と書く場合は、khaははっきり見えているが後置字がかすれたりなどして欠損して見えないが、校訂者の判断でsまたはdであろうと補完して記述する場合ですよね。

[khas|khad]と校訂した場合は、khaの字もよく見えないしその後に続くと思われる字もよく見えない、つまり全体としてよく見えないという場合であって、校訂者はkhaもsもdも補って記述しているということになります。

確認ですが、西田さんが[khas|khad]のように記述している箇所はそういう解釈をしてよいですか?(はじめにこれを確かめるべきでしたね。ごめんなさい。)

うーん、一人で誤解していたのかも...みなさんすみません。

35 Re: [ ]、[ | ]などの仕切り直し
ゲスト

西田アイ 2005-8-23 20:08:05  [返信] [編集]

星先生、岩尾様

 お忙しいところお疲れさまです。私が校訂作業を行ったものに関してですが、[khas | khad]としているものは、OTDOの校訂記号の上から4つ目の「どちらにも読めるという場合」というのに乗っ取って作業を行いました。
今から思えばその時ははっきりと校訂記号が認識できていなかったと思います。例えば実際にTib J 740にでてくる[mun |sun]などは「m」なのか「s」なのかがわからないという意味であって、残りの「un」については確定できていました。ただし、この場合かすれたり欠損したりして見えないわけではなく、ただ判断し難いという場合なので、補足した箇所ではありません。今現在の流れでいうとmun(alt.sun)とするのがいいんでしょうか。
もしこれが、「s」という可能性はなく、おそらく「m」だろうが確定しきれない場合はどうすればいいでしょうか?[m?]unだと「m」が補足箇所になってしまいますよね。
さらに、それが音節単位の場合もどうしたらいいでしょうか。例えば740では[pnyung?]というのがあります。(文字としてはそう見えるのですが。)これも補足箇所ではありません。他に[dpyophala?]としているものなどは、「dpyo」は確定できるんですが、「phala」は「ph」の下に有足字の「l」がついているものです。これを示そうと思うと
 dpyo pha la(scr.dpyo phla)
としてしまえばいいんでしょうか。
質問が長くなってしまいましたが、考え出すと自分の使っている校訂記号がどんどんあやしく思えてきます・・・
36 Re: [ ]、[ | ]などの仕切り直し
ゲスト

IWAO 2005-8-23 23:06:59  [返信] [編集]

西田さん
まとめますと、
[m]un :不鮮明だが、mと判断できる。
[m?]un:不鮮明でmのようだが、確実ではない。
[m|s]un:不鮮明で、mかsか判断できない。
となります。
つまり、
[pnyung?]に関しては、
「この音節全体が不鮮明でpnyungと読めるが、確実ではない。」
という意味になります。

[dpyophala?]に関しては
引用:
「dpyo」は確定できるんですが、「phala」は「ph」の下に有足字の「l」がついているものです。これを示そうと思うと
 dpyo pha la(scr.dpyo phla)
としてしまえばいいんでしょうか。


まず、dpyoは確定できるので欄外ですね。
次は、phlaと書いてあるが、pha laと読みたい、ということですよね?もしそうならば、pha la(scr. phla)です。
まとめると、
dpyo pha la (scr. phla)
となります。

37 Re: [ ]、[ | ]などの仕切り直し
ゲスト

西田アイ 2005-8-24 20:24:48  [返信] [編集]

星先生

 ご説明有り難うございます。今のところの疑問点については、先生のご説明でクリアーできました。10月に会議があるのでしたら、その時までに、他にあやしいものがないかどうかチェックしておきます。
38 Re: [ ]、[ | ]などの仕切り直し
hoshi
管理人

星 2005-8-30 15:25:59  [返信] [編集]

西田さん、みなさま

まだ試行錯誤しています。ようやく整理されてきたところですので、もう少し練ってから、なるべく早いうちにご報告&ご相談いたします。

10月の会議の時点では確定したものの最終確認、というくらいになるようにしたいので、疑問点などはできる限り早く出してください。自分のものだけでなく、他のメンバーが校訂したものも見て、意見を言うということができれば良いと思うんですが。

例えば私はchoix III, IVの校訂記号を新しいものに変える作業を行っていますが、疑問に思ったことなどはコメント欄を作成して検討すべき箇所を残すようにしています(コメント欄の作り方が分からなかったらお問い合わせくださいませ)。ご意見があれば該当箇所に書き込みをしてくださると助かります!よろしくお願いします。
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