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1 ro sgrung の和訳本
ゲスト

orubhatra 2005-7-20 21:46:45  [返信] [編集]

モンゴル経由ですと、

吉原公平・訳 『蒙古シッディ・クール物語』 ぐろりあ・そさえて 1941

がありますね。発端+23話+結末 という構成。和訳の底本はモンゴル語ではなく、R.H.Busk による英訳本(1873)らしいです。表紙イラストは棟方志功。外語大の図書館には蔵書があるようですね。
2 Re: ro sgrung の和訳本
ゲスト

名無しさん 2005-7-20 21:47:34  [返信] [編集]

チベットのものですと、あまり出回っていない本なのですが

陳剣英・編、長尾荘一郎+渋谷千春+曽麗卿・訳 『チベットの民話』 外文出版社, 北京 1991

に「おしゃべりな死体の物語」として7話(うち一話は発端)が収められています。

(1) トンチュと魔法使いの七人兄弟/(2) ヤクが若者を助けた話/(3) 鳥の衣を着た王子/(4) 石の獅子が口をあけた/(5) サイチュンという名の娘/(6) 恩返し/(7) 大工のゴンガ

採録地・話者は不明。すべて「李朝群・整理」とされています。

中国の民話本では、この「整理」というのが曲者なのは『金玉鳳凰』でよくご存じでしょう。この本でも編者or整理者による改変がどの程度入ってるんでしょうかね。
3 Re: ro sgrung の和訳本
ゲスト

orubhatra 2005-7-20 21:49:24  [返信] [編集]

問題の多い『金玉鳳凰』については、「斑竹姑娘・竹取物語関係論」がらみで、国文学サイドでかなり詳しく分析されていますね。特に鋭い分析を続けておられたのが、奥津春雄氏。

「金玉鳳凰と屍鬼二十五話」 徳島文理大学文学論叢 no.6 (1989/3)
「「斑竹姑娘」と『竹取物語』求婚譚」 徳島文理大学文学論叢 no.7 (1990/3)
「斑竹姑娘の背景」 国文学研究 no.100 (1990/3) → 後に「金玉鳳凰再話の方法−一「銀鳥和牧羊女」と「六朋友和大鵬金翅鳥」」と改題
「国王と同じ名の人」 まひる野 vol.45,no.9 (1990/9) → 後に「金玉鳳凰再話の方法−二「一个和国王同名人」」と改題

などで、『屍鬼二十五話』や『蒙古シッディ・クール物語』と比較することで、『金玉鳳凰』にみられる「改変」の手法を詳しく分析しています。目的はもちろん、ro sgrung には本来含まれていなかったと推測される「斑竹姑娘」の素性を探ることにあるのですが。

これらは、他の「斑竹姑娘」関連論考と合わせて、すべて大著 『竹取物語の研究−達成と変容』 翰林書房 2000 に「第六章 斑竹姑娘と竹取物語」として収められていますからご一読あれ。
4 Re: ro sgrung の和訳本
hoshi
管理人

hoshi 2005-7-27 16:16:05  [返信] [編集]

orubhatra様

貴重な情報をたっぷりと教えていただき、どうもありがとうございます。
そろそろ産休に入るし、またro sgrung関連の勉強をはじめるいい機会に
なりそうです。気づいてみたら数ヶ月もほったらかしになっていました。
ぼちぼち再開してみようと思います。まずは御礼申し上げます!
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