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〜 bod ljongs tshogs 'du 〜

[bod ljongs tshogs 'du]

名称  

  1. チベット語
    1. bod ljongs tshogs 'du
    2. tshogs 'du
  2. 発音
    1. プンジョン・ツォンドゥ
    2. ツォンドゥ
  3. 日本語訳
  4. 英訳
    • National Assembly【GOL:19】
  5. 中国語訳

歴史  

  • 前身は1860年代、シャダ・オンジュー・ゲーボが中心になったdga' 'bras drung che。時の摂政レディンを退位させ、シャダを後任とした。シャダの死*1後、摂政を選出し重要な役割を担うようになった【GOL:19-20】
  • 1871年、チキャプ・ケンポのペンデン・トゥンドゥプによるクーデター(失敗)後、この事件に責任があったとして解散。代わって大寺院代表者と政府高官による「ツォンドゥー」(長老会議)が制度化【山口1988:129-130】
  • いつから3種ができたのか?

特徴、機能  

  • 全体会議tshogs 'du rgyas pa、幹部会議tshogs 'du hrag bsdus、拡大幹部会議tshogs 'du hrag bsdus rgyas pa 、宗務・財務長官会議drung rtsis brgyadの4種類
  • 内閣により召集。不規則開催。討議、上申が必要な場合に(20世紀前半)【GOL:19】
  • 三大寺と官僚を代表する協議機関。議会自ら行動を起こしたり、行政活動を行うことはできない。議事結果を政策に採用するかどうかは、内閣やダライラマ(摂政)次第【GOL:20】
  • 首相を通じ、ダライラマが召集。矢文"arrow list"により開催日時、出席者を、開催の前々日に通知。前日の場合もある【BELL1946:144】
  • 議決内容を口頭で内閣に伝える。議事録は残さない【BELL1946:146】
  • 非常に大きな力を持っており、摂政執政期間には摂政を抑え、解任することも【BELL1946:146-147】

構成メンバーなど  

  • 財務局長官が参加メンバー(俗官)を内閣に推薦する【GOL:97】
  • 内閣より下の僧俗官僚。厳密には、そのうちラサおよびその近郊に着任している者【BELL1946:144】
  • 三大寺代表、約20名【BELL1946:145】
  • 大工、仕立師などの代表【BELL1946:145】

設置場所  

  • 内閣執務室近くの、寺院内の大広間【BELL1946:144】
  • 広間の一部が数段高くなっており、そこにクン(公爵)、ザサー、タイジ、宗務・財務両局長官、四品官らが座る。位により座の高さが異なり、クンの場合20センチ弱くらい。机はクンとザサー、タイジの前だけに置かれる。位階により敷物のデザイン、材質が異なる【BELL1946:144-145】

その他  

  • 19世紀末頃(? ダライラマ13世の父の存命中)、デプン寺の勢力が強かった【BELL1946:51】
  • 1933年当時、三大寺の現職・前職学堂長らが牛耳っていた【GOL:168】三大寺の勢力が強い【BELL1946:145】
  • mna' gan mthu mo che:議会による文書でもっとも強力なもの。通常の印(議会、3大寺)のほかにガンデン寺座主、ダライラマの教師2名の印も押してある【GOL:292】
  • 宗務局・財務局の各長官がもっとも多く発言。俗官より僧官が多く発言。家族や所有地を持つ俗官は、政府トップの意に反するような意見を言いにくいため【BELL1946:145】
  • 投票は行われない。反対意見が出なくなるまで、意見を述べ合う【BELL1946:146】
  • 開催時間はたいてい2,3時間【BELL1946:146】
  • 特に外交問題では、内閣もコントロールするほどの勢力【BELL1946:147】

*1 1864年。Link

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