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〜 rtse drung 〜

[rtse drung]

名称 

  1. チベット語
    1. rtse drung
    2. rtse skor
  2. 発音
    1. ツェドゥン
    2. ツェコル
  3. 日本語訳
    1. 僧官
  4. 英訳
    1. monk official
  5. 中国語訳

歴史 

  • 【GOL:8】による
    • ダライラマ5世が16の職を創設し、僧侶が就いたのが始まり

定員 

  • 175名。しかし政府の活動拡大に伴い徐々に増加し、一説によると1950年代で313名【GOL:6】

資格 

  • 僧侶であること。ただしゲルク派の寺院で1晩でも過ごせば名前が登録され、僧官の資格になった【GOL:8】
  • 現職僧官である保証人(sponsor)がいること(いない家は、シャクツァンの長に保証人を依頼した)【GOL:9】

選出方法、任免者 

  • 【GOL:8-10】による
    • 僧官になる者は、たいていラサの中流階級子弟か現職僧官のシャクツァン(「その他」の項参照)出身・関係者
    • テカン(bkras khang)・ロンナムセー(rong rnam sras)・ムントゥン(smon grong)・ロンペルン(rong dpal lhung)家は僧官を出すことが決まっていた。自発的に次男を僧官にする貴族もあった
    • 宗務局が優秀な若い僧を選んで教育し僧官にする制度(タチャーgrwa chags)があったが、中流階級とシャクツァン出身者が僧官枠を占めようとしたため、ほとんど機能しなかった
    • 保証人が任官希望者の名前と習字を宗務局に提出
    • 宗務局が候補者リストを作成。4人のdrung yig chen moが候補者をしぼり、さらにspyi khyab mkhan poをまじえて再検討。最終案作成
    • 最終候補者がダライラマか摂政に習字を直接提出
    • ダライラマか摂政が決定
    • 最終の決定はダライラマか摂政が行うが、実際には候補者名簿にだれを載せるか決める財務局と内閣が任命をコントロール

官位 

  • 三品から。mkhan chen小三品【WANG1991:239】

その他 

  • 多くの場合、寺院には住まず、よって寺院や学堂とのつながりは弱い【GOL:8】
  • 選出されるため賄賂が横行【GOL:10】
  • 特に20世紀になって政府の役所が増えた時、[政府は出仕基盤荘園が必要な]俗官よりも僧官を増やして対応。そのため僧官の中で俗的な重要任務を担っていた者もいた【GOL:8】
  • シャクツァン(shag tshang):俗官の家系のように家長の下、家財産、時に荘園も持つが、僧官が子供を持てないため、養子を取る【GOL:8-9】
  • 政府利益の擁護者と自負【GOL:10】
  • 任命後の出世は名目上、能力による【GOL:10】
  • 業務不履行や規則違反に対しては懲罰が行われる【GOL:10】
  • 本人や家族の地位を守るため、保守的になりがち【GOL:18】

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