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〜 チベット史年表/1589-1616 〜


(08) ダライラマ4世代  

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1589  

  1. チベット
    • アルタン汗の曾孫でチュークル族首長の息子がダライラマ4世に信認。チベットとモンゴルは精神的に親密な絆を持つことになり、ゲルク派が強力な派閥に【シャカッパ:120】
    • アルタン汗の甥の子ユンテン・ギャンツォ生まれ、のちソナム・ギャンツォの化身に指定される【山口1988:xv】ゲルク派の一部急進勢力、ガンデン大僧院座主たちの反対をしりぞけ、アルタン・ハーンの孫スメル・タイジの子をダライラマの転生者に認定【宮脇1995:136】
  2. 周辺
  3. メモ

1592  

  1. チベット
    • [2月]デープン寺で、ダライラマ3世の霊塔の善住法要が行われる【山口1993:2】
    • [8月15日]ダライラマ、帰化城に向けて出発。1603年までの11年間、そこにとどまる【山口1993:3-4】
  2. 周辺
  3. メモ

1601  

  1. チベット
    • トンコルの外交代表部、設立当初より一段と増員。職務も増加【シャカッパ:121】
  2. 周辺
  3. メモ

1603  

  1. チベット
    • [8月]ダライラマ、ラデン着。その後デープン寺兜率宮で俗人のまま4世として登位。後に大招寺でガンデン前座主を戒師として出家【山口1993:4-5】
    • ユンテンギャーツォ、デープン・セラ両寺の座主となる【TADA1965:101】
  2. 周辺
  3. メモ

1605  

  1. チベット
    • モンゴルからチベットまでダライラマを護衛してきたモンゴル人騎兵、カルマ紅帽派を襲撃。ツァン派首長でカルマ派の支持者だったカルマ・テンスン・ワンポが大軍を率いてモンゴル兵を駆逐【シャカッパ:122】
    • カルマ派,シンシャクパにゲルク派施主層を襲わせる【山口1988:xv】
    • デープン寺兜率宮の強硬派、紅帽派がダライラマの出家剃髪などに対して寄せた祝辞に悪意が寓されているとして、モンゴル人を唆し、紅帽派の牲畜を奪わせる。これに対し当時の名目上の政府であったパクモドゥ氏とツァン軍が、兜率宮と共謀していたキシュ管領の軍を破り、甚大な損害を与える【山口1993:11】
  2. 周辺
  3. メモ

1606  

  1. チベット
  2. 周辺
    • 《中国》北京版カンギュル(万暦)再版【山口1988:xv】
  3. メモ

1607  

  1. チベット
    • ダライラマ、カルマ派との関係改善のためゴンカルで紅帽派法主と会見しようとするが、デープン寺兜率宮強硬派の側近が阻止。その後、兜率宮の中では穏健派への監視強化【山口1993:12】
    • (-1608年)コロチェの長子大ラツゥンとユンシエブのセチェン・ダイチン・タイジ率いる相当数の青海モンゴル軍が、ラッサ着。キシュ管領ソナム・ナムギェルらがそれを利用し騒乱を起こすと、ツァン軍がキシュを攻撃。青海モンゴル軍暴れまわり、後撤退【山口1993:12】
  2. 周辺
  3. メモ

1610  

  1. チベット
    • ドルジェタク寺創建【Smith:19】
    • カルマ・プンツォーナムゲー、ウ地方に進軍【TADA1965:101】
  2. 周辺
  3. メモ

1611  

  1. チベット
    • カルマ派10世法主、ポン教徒に拘束される【山口1993:14】
    • この頃、デバ・ツァンパ(ツァン派首長)、転生者の承認をめぐる問題でガワン・ナムギャルがブータンに逃れたため、2度ブータンに進軍【シャカッパ:123】
  2. 周辺
  3. メモ

1612  

  1. チベット
    • ツァンのシンシャク氏,国内統一を祝して紅帽派法主をサムドゥプツェに招く【山口1988:95】
    • [8月以後]ツァン王、キシュ管領とデープン寺兜率宮の急進派連合を窮地に追い込む【山口1993:15】
    • ダライラマ、中央チベット東西の争いを避け、この頃より1614年まで南のギェルに避難【山口1993:14】
  2. 周辺
  3. メモ

1613  

  1. チベット
    • 4世ダライラマの副寺ラマphyag mdzod bla ma、Chos bzang 'phrin las brtanが没し、ソナム・チュンベル後のソナム・ラプテンが新副寺職に就く【山口1992:129】
  2. 周辺
  3. メモ

1614  

  1. チベット
    • [12月]ダライラマ、パンチェンラマ1世から具足戒を受ける【山口1993:16】
  2. 周辺
    • 《》ジャン版カンギュル成立(完成は1623年)【山口1988:314】
  3. メモ

1615  

  1. チベット
    • ダライラマ,明神宗より南京の仏教寺落成法要へ招請されるが断り、チベットの自分の僧院より祝福【シャカッパ:124】
  2. 周辺
    • 《モンゴル》オイラト部族連合の支配層が皆チベット仏教に帰依する【宮脇1995:264】
  3. メモ

1616  

  1. チベット
    • [末]ダライラマ没【山口1993:16】
    • ユンテン・ギャンツォ没し,シンシャクパ,ウー地方のネウゾンを陥す【山口1988:xvi】
  2. 周辺
    • 《ブータン》ブータンにドゥク派系の国ができる【山口1988:xvi】
    • 《ロシア・モンゴル》ロシア使節がはじめてオイラト(カルムィク)の地を訪ねる【宮脇1995:264】
  3. メモ
    • ダライラマ没年は,1617年か?【シャカッパ:124】

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